萩に縁のある偉人の和歌

友人たちと萩旅行に出かけるので、萩に縁のある偉人の和歌をまとめてみました。
ちなみに行先は松陰神社や功山寺、明倫館に日清講和記念館などです♪

吉田松陰

親思ふこころにまさる親ごころ けふの音づれ何と聞くらん

口語訳:子どもが親を思うより、親は子どものことを思ってくれている。
今日私か処刑されるという知らせをどのように聞くだろうか。

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かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

口語訳:このような行動を起こせばこのように捕まり処罰されることはわかっているけれども、何が何でも祖国を護りたいという気持ちはどうにも抑えがたい!これが大和魂というものだよ

七たびも生きかへりつつ夷(えみし)をぞ 攘(はら)はんこころ吾れ忘れめや

口語訳:楠木正成公の七生報国のように、七度生き返ったら七度とも異国から祖国を守ろうとする心を、私は忘れるだろうか、いや、決して忘れはしない。

「吾れ忘れめや」の志は、高杉晋作黒木博司少佐に受け継がれます。

高杉晋作

後れてもまた後れても君たちに 誓ひしことを我忘れめや

口語訳:同志に先立たれ、死に後れても、また死に後れても、君たちに誓ったことを私は忘れるだろうか、いや、決して忘れはしない。君たちの志を受け継いで死に物狂いで闘うよ。

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おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり

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伊藤博文

丈夫(ますらお)の恥を忍びて行く旅は 皇御国(すめらみくに)のためとこそ知れ

口語訳:勇ましい武人が恥を忍んで(断髪し洋服で開国のために)行く西洋への旅は、天皇を戴く祖国のためであることを知っている。(知っていてくれ)

乃木希典

うつし世を神さりましし大君の御あと慕ひて我はゆくなり

口語訳:現世を神がお隠れあそばした。明治大帝の御後を慕って、私もあの世へ行くのである。

※明倫館出身です。
※乃木将軍は情が厚い方で、日露戦争で勝利したものの多くの部下を亡くしてしまったことを悔やんで自決しようとしていました。けれども明治天皇に「せめて私がいる間は死ぬのは待ってくれ」という旨のことを言われていたそうです。

明治天皇(乃木希典について詠んでいる御製)

ますらをも涙をのみて國のため たふれし人のうえを語りつ

口語訳:乃木大将も涙が出そうなのをこらえながら、國のために殉死した兵士達の身の上を語った。
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台湾歌壇

明治28年(1895年)の日清講和条約(下関条約)で台湾は日本に割譲され、昭和20年(1945年)の50年間、日本の統治下にありました。

台湾人の中には、日本人以上に日本のことを愛して下さっている方々がいらっしゃいます。

蓬莱の地に根を張りし大和櫻 台日友好 絆はかた志

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万葉の流れこの地に留めんと 命の限り短歌詠み行かむ

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「ありがとう台湾」というこの言葉 永久(とわ)に伝へむ子へまた子へと

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