七五調の歌5曲・五七調の歌3曲をご紹介♪
童謡や唱歌をはじめとして、日本の歌には七五調が多いんです♪
(ちなみに四行詩になっていることがほとんど)
日本人に馴染みやすいと言われています。
この調べ(リズム)が日本語の良さの1つだと感じます💕
なお、八音は七音の字あまり、六音は五音の字あまりとみなしてくださいませ。
目次
七五調の歌
うさぎとかめ(童謡・唱歌)
もしもし かめよ かめさんよ 7・5
せかいの うちに おまえほど 7・5
あゆみの のろい ものはない 7・5
どうして そんなに のろいのか 7・5
炭坑節(福岡県民謡)
月が出た出た 月が出た (ア ヨイヨイ) 7・5
三池炭坑の 上に出た 8・5
あまり煙突が 高いので 8・5
さぞやお月さん けむたかろ (サノ ヨイヨイ)8・5
あゝ人生に涙あり(水戸黄門の主題歌)
人生楽(らく)ありゃ 苦(く)もあるさ 8・5
涙の後には 虹も出る 8・5
歩いてゆくんだ しっかりと 8・5
自分の道を ふみしめて 7・5
明日があるさ(坂本九)※ウルフルズやダウンタウンの浜ちゃんなどもカバー
※冒頭ではなくサビをご紹介します
明日(あした)があるさ 明日(あす)がある 7・5
若いボクには 夢がある 7・5
いつかきっと いつかきっと 6・6
わかってくれる だろう 7・3
ザギザハートの子守歌(チェッカーズ)
ちっちゃな頃から 悪ガキで 8・5
15で不良と 呼ばれたよ 8・5
ナイフみたいに とがっては 7・5
触わるものみな 傷つけた 7・5
五七調の歌
君が代(国歌)
君が代は 千代に八千代に
さざれ石の 巌となりて
苔のむすまで
海行かば
(戦時中、玉砕を伝えるラジオ放送などで流された歌)
※元は大伴家持が詠んで『万葉集』に収録された長歌の一部です。
海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)
山行かば 草生(くさむ)す屍
大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ
かへり見は せじ
残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)
残酷な 天使のように
少年よ 神話になれ
(中略)
残酷な 天使のテーゼ
窓辺から やがて飛び立つ
ほとばしる 熱いパトスで
思い出を 裏切るなら
この宇宙(そら)を 抱いて輝く
少年よ 神話になれ
サビで五七調が6回も続くのはすごいですよね!
「宇宙」を「そら」を読んで音数を合わせているのもさすがです♪
歌詞を見ているだけで、カラオケで全力で歌いたくなります♪
おまけ 七七調
紅葉(童謡・唱歌)
秋の夕日に 照る山 紅葉 7・7
濃いも薄いも 数ある中に 7・7
松をいろどる 楓(かえで)や蔦(つた)は 7・7
山のふもとの 裾(すそ)模様 7・7
※ちなみにこの歌に関する和歌を紹介しているページはこちら。
おまけ 五五調?!
Flamingo(米津玄師)
宵闇(よいやみ)に 爪(つま)弾き 5・4
悲しみに 雨曝(あまざら)し 花曇り 5・5・5
枯れた街 にべもなし 5・5
侘(わび)しげに 鼻垂らし ヘラヘラり 5・5・5