高杉晋作「おもしろき、、、」
皆様おはようございます
昨日、高杉晋作の和歌をご紹介したので、彼の有名な和歌もご紹介します。
おもしろきこともなき世を
おもしろく
すみなすものは心なりけり
まずは上の句の5・7・5。
倒幕がなかなか上手くいかなかったり、仲間が殺されてしまったり、面白くないことがたくさんあったと思います。
でも、そんな世の中を面白くするのはこの俺だ!という当事者意識ですね。
人間、当事者意識か被害者意識かで人生変わると思うんです。
依存して、被害者意識で不満や言い訳を述べていても、何も状況は変わらない。
それであれば、高杉晋作のように自立して、「変えてやろう!」と立ち上がるリーダーになりたいですね。
※こともなき世「に」、という説もあるようです。こちらだと、「面白くない世の中だけど」と、、、それでも面白い風を吹かしてやろう!というニュアンスでしょうか。
そして下の句。こちらは実は高杉晋作ではなく、高杉晋作を看病していた野村望東尼(のむら もとに)の作です。
女性ながら、幕末志士達を匿って助けていた方です。
面白いもつまらないも、心次第。という意味です。
本当にそうですね。
私たちの目の前にあるのは事実だけで、それを面白いと捉えるか、つまらないと捉えるかは自分次第です。
逆境の時こそ、「おもしろくなってきた!」と言葉にしたいものです。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
今日も一日、あなたがおもしろく
生きられることをお祈り申し上げます✨