道歌「箸を置く、、、」
食事シリーズ三首目です。
一首目、二首目は「いただきます」の前の言葉でした。
三首目、四首目は「ごちそうさま」の前の言葉です。
箸を置くそのたびに思えよ報恩の
道におこたり有りはせぬかと
箸を置く度に、思い巡らせなさい。命の恵みをいただいた御恩に報いろうとして、人様のために一生懸命生きようとしていますか。
一生懸命生きることは礼儀ですね。
そして、お米を作って下さっている農家さんへの感謝の気持ちも、忘れてはいけないなと思います。
「皆さんは、自分の命を誰に預けているか考えたことはありますか?人間は食べ物がなければ1週間も生きていられません。いま、日本の食料自給率は39%、6割もの食料を海外に依存しています。もしこの瞬間、外国が連携して日本への食料輸出をストップさせたら、日本人の6割が餓死するということです。いまここに600人の方が来られています。このうち、240人分の食料しかないんです。どうしますか?隣の人と食料を奪い合い、争いますか?それとも分け合いますか?でも災害のときと違って一時的じゃないんです。満足に食事もできないまま、元気に健康に過ごせますか?夢に向かって頑張れますか?日本を護れますか?」
これは農家を営んでいた友人、遠藤啓太さんが、過去に送って下さった演説原稿の冒頭です。
三次審査のもので、その後、言い方がきつ過ぎるからソフトにしたと仰っていましたが、私はこの原稿が大好きです。感動し、バスの中で涙しました。
残りも一部、抜粋しますね。
「農業人口の減少に高齢化、後継者不足、耕作放棄地の増加。いいですか、これらの問題は、消費者である皆さんの問題なんですよ。農家は別に困りません。自分が食べる分は自分で作れるし、お金が必要になれば働きに出ればいいだけです。でも皆さんはそうはいきませんよね。」
「私は消費者である皆さんと敵対したくて言っているわけではありません。これぐらいの言い方をしないと気付いてもらえないと思ったから、あえて厳しい言い方をしたんです。きっとここにいる皆さんにはその真意に気付いてもらえるんじゃないかと思います。」
感謝しています。
いつも、素敵な笑顔をありがとうございました。贈って下さったお米、本当に美味しかったです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今日も一日、あなたが命を精一杯生きられることをお祈り申し上げます✨