2025年6月22日 / 最終更新日時 : 2025年6月25日 平井仁子(きみこ) 自然と季節のうた 杏(あんず)が好きな人へ 赤き萼の反りつつ咲ける白き花のあんず愛でつつ妹と歩みぬ 上皇陛下 「杏あんず」が好きな人へ 赤き萼がくの 反そりつつ咲ける 白き花の あんず愛めでつつ 妹いもと歩みぬ 現代語訳 赤い萼(がく)が反りかえって咲いている白い花である杏を賛美しながら、愛しい妻と散策した。 古典文法・古文単語 […]
2025年6月17日 / 最終更新日時 : 2025年6月25日 平井仁子(きみこ) 自然と季節のうた 「空(そら)」が話題に上がった時に贈りたい思い出したい和歌・短歌 三首 あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのが心ともがな 明治天皇 澄んだ青空を見ている人へ 意訳:あさぎ色〔=わずかに緑色を帯びた薄い青〕に澄み渡った大空のような広い心を、自分の心としたいものだなあ。 ★「も […]
2025年6月11日 / 最終更新日時 : 2025年6月30日 平井仁子(きみこ) 自然と季節のうた 雨の日や梅雨の季節(6月)に思い出したい・贈りたい和歌・短歌 五首 梅雨入りしました。 皆さんはお気に入りの傘や長靴はお持ちですか?! 子どもに新しい傘を買ってあげたところ、「早く雨が降らないかなあ」と待ち望んでいました。 お気に入りの雨グッズがあると、梅雨も楽しめそうですね☆彡 和歌・ […]
2025年5月25日 / 最終更新日時 : 2025年6月25日 平井仁子(きみこ) 自然と季節のうた 夏の歌~古今集・新古今集~ 古今和歌集の約1,100首のうち、夏の詩は夏の巻34首だけ。 しかもそのうち、28首がほととぎすの歌なんです! 梅雨時にやってくる渡り鳥のほととぎす〔時鳥〕は、 夏の訪れの象徴でした。 ちなみに鳴き声はケキョケキョです。 […]
2023年2月15日 / 最終更新日時 : 2025年6月25日 平井仁子(きみこ) 自然と季節のうた 春の鳥といえばウグイス 2月ってまだまだ寒いですけど、 豆まきで厄払いをする節分の翌日からは、 暦の上では春です。 春と言えば、鶯(うぐいす)! 鶯「春告鳥」とも呼ばれています。 今回は鶯にまつわる歌を3首ご紹介します。 ちなみに鶯の鳴き声は「 […]