2025年5月25日 / 最終更新日時 : 2025年5月25日 平井仁子(きみこ) 講師・講演など(お仕事系) 夏の歌~古今集・新古今集~ 古今和歌集の約1,100首のうち、夏の詩は夏の巻34首だけ。 しかもそのうち、28首がほととぎすの歌なんです! 梅雨時にやってくる渡り鳥のほととぎす〔時鳥〕は、 夏の訪れの象徴でした。 ちなみに鳴き声はケキョケキョです。 […]
2025年5月21日 / 最終更新日時 : 2025年5月29日 平井仁子(きみこ) 宮中歌会始 【明】の和歌~令和8年(2026年)歌会始のお題「明」~ 令和8年(2026年)歌会始のお題は次のように発表されました。 「明」と定められました。 ※お題は「明(めい)」ですが、歌に詠む場合は「明」の文字が詠み込まれていればよく、「鮮明」、「文明」、「明星」のような熟語にしても […]
2025年5月17日 / 最終更新日時 : 2025年5月17日 平井仁子(きみこ) 御製(ぎょせい)・御歌(みうた) 上皇陛下の御製(和歌)戦ひにあまたの人の失せしとふ島緑にて海に横たふ パラオとご縁のある方とお会いするので、上皇陛下がパラオに訪問されてお詠みになった歌について記載します。 戦ひいに あまたの人の 失うせしとふう 島しま緑みどりにて 海に横たふう 現代語訳 戦争でたくさんの人が亡くなったと […]
2025年5月10日 / 最終更新日時 : 2025年5月11日 平井仁子(きみこ) 偉人や有名歌人の和歌 石川啄木の短歌 たわむれに母を背負いてそのあまり軽きに泣きて三歩あゆまず 5月の「母の日」に向けて、ご紹介したい短歌です。 中学か高校の時に国語の授業で教わって、印象深かったです。 たわむれに 母を背負いて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず 現代語訳 遊び半分で母を背負って(みたところ) […]