道歌「朝よひに、、、」
皆様おはようございます
食事シリーズラスト!
今回も「ごちそうさまでした」の前に詠む歌。
朝よひに物くふごとに
豊受の神のめぐみを思へ世の人
朝に夕に、物を食べる毎に豊受大御神の恵みに感謝しましょう、皆さん^ ^
という意味ですね。
この和歌は、以前ご紹介した
「たなつもの百の木草も天照す日の大神のめぐみえてこそ」
とセットになっている和歌です。
どちらも本居宣長が詠んだ和歌だそうですよ。
出てくる神様が対になっていることに気づきますか?!
「天照す日の大神」は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、
「豊受の神」は豊受大御神(とようけのおおみかみ)ですね。
わかる人はわかるはず☆
そう、伊勢の神宮で祀られている神様ですね。
神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれていて、内宮で最も尊い神様が天照大御神、太陽の神様です。日本で最も尊い神様で、女性ですよ。
外宮で最も尊い神様が豊受大御神、食べ物を司る神様で、こちらも女性ですよ。
お伊勢参りは外宮→内宮の順序でお参りするのが通(つう)だそうです。
外宮か内宮、片方だけだと「片まいり」と言ってダメだそうです。
つまり、太陽にも食べ物にも感謝して、「いただきます」も「ごちそうさまでした」も心を込めて言いましょうってことですね(≧∇≦)
ちょっと無理くりでしたが(笑)。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
今日も一日、あなたがイキイキと生きられることをお祈り申し上げます✨