ことの葉の、、、

皆様おはようございます! 和歌を愛する平井仁子(きみこ)です。
最近、和歌のブログを復活した理由の一つに「孝明天皇、光格天皇の御製をご紹介したい
!」というのがあります。
マニアックですよね(笑)。
2ヶ月に一度、渋谷で開催される御製の勉強会で学ばせていただいたんです^ ^
今日は孝明天皇の御製☆
明治天皇のお父様です。
寄神祝言
ことの葉のたむけうけてよ國民の
ゆたけきことを神もおもはゞ
(和歌のお供えをお受け取りください。神様も国民が豊かになることを願っていらっしゃるのであれば。)
詞書(ことばがき)にある「神に寄せる祝言(しゅくげん)」とは、神様に贈る和歌という意味です。
ことの葉=言の葉=言葉=和歌です。
「たむけ」は百人一首「このたびは 幣(ぬさ)もとりあえず 手向山〜」に出てくる「たむけ」です☆
…と言っても謎ですよね。
たむけ=神仏へのお供え物 です。
こういう風に、別の和歌で覚えた単語が出てきて、「あー!知ってるー!訳せる!」っていうのが和歌の楽しみの一つです。
ゆたけき=豊かである です。
さて、この御製で私が「天皇陛下ならではだなぁ」と思ったのが、「うけてよ(お供えを受け取ってよ)」と神さまに対して呼びかけている点です。
天皇陛下じゃないと神さまに呼びかけてはいけないわけじゃないと思いますが、あまり見かけないなぁと思うんです。
天皇陛下はいつも皇祖皇宗(天照大御神と歴代のご先祖さま)に「国が平安で、国民が幸せであるようにお願いします」と祈ってくださっているので、心の中でよく会話していらっしゃるのかもですね(≧∇≦)
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 今日も一日、あなたがイキイキと生きられることをお祈り申し上げます✨
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