カナダその4

皆様おはようございます

和歌を愛する平井仁子（きみこ）です。

カナダ旅行記、その4です。

（2）日本の良いところ-2

◆包装

親戚にプレゼントを渡しましたところ、まず包装紙に感動して下さいました。

うちの親戚の方が極端に感謝の表現が上手なだけかもしれませんが。

私が大好きな和物屋さんで購入したのですが、紙と透明ビニールの包装紙に、「おめでとう」や「ほんの気持ち」カードを付けて貰えるんです。

包装紙は日本で当たり前のおもてなしですが、世界では当たり前では無いんでしょうね。私もいちいち感動できる感性を持ちたいです。

包装紙

相手への贈る気持ちが一つずつ

包まれる和のおもてなしかな

また、包装関連でもう一つ気づいたのが「個包装」。日本のお土産は配りやすいように個包装が多くて、個包装かどうかがわかるようになっていることが多いと思います。

これも、当たり前のサービスでは無いんですね。

◆ホテル

知ってました？！カナダやアメリカのホテルでは、泊まる際にクレジットカードのコピーとられるんです。サインも書かされます。

デポジットと言って、ルームサービスなどを使ってチェックアウトせずに出て行かれた場合にホテルが請求するための制度だそうです。

カナダの親戚がホテルのロビーに来てチェックインまで一緒にいてくれたので、安心してクレジットカードを出せましたが、私達夫婦だけだったらホテルに不信感を抱いてトラブルになっていたかもしれません。

インターネットで調べたら、実際にデポジットのトラブルもあるようです。ルームサービスなど、何も利用していないのに帰国後に請求されたとか。

私も帰国後一ヶ月ほどは、少し不安です。昔テレビで、クレジットカードを出したら２倍で請求されたというのを見たので。

ただ、今はＳＮＳの口コミがホテルの評判を左右する時代なので、ホテルの場合は妙なことは起きないと思うのですが。

また、ホテルに関してもう一つ困ったことがありました。最終日の夕方に部屋にはいったら、今夜23時から翌朝6時は点検のために停電すると書かれた紙があったのです。

コンサートなどで使う、インスタントの光の棒が一つ付いていたのですが、ドライヤーとか使えなくなるのはとっても困ります。

停電は実際には23時からではなく23時半からで、朝5時半に起きた時には電気は使えたのですが、日本でもホテルで停電予告なんてあるんですかね。

◆人種差別

昔に比べて減っているようですが、人種差別の名残があるのかなと感じました。

例えばオペラでは、元々アジア人が出演するのは珍しかったそうです。10年ほど前に俳優も監督もアジア人で行われた「蝶々夫人」のオペラが話題になったとか。

また、ゴルフも元々イギリス人のみができるスポーツで、今はゴルフ場の経営のためにイギリス人以外でも利用できるとか。

そういう歴史があるんですね。

そして現代においても、日本に住む和達とは違った感覚があるなと思ったことがあります。

カナダに暮らしている再従姉妹がこう言ったんです。

「クロネコヤマトのポスターがレイシズム（人種差別）で驚いた」と。

そのポスターは黒猫が汗かいて物を運んでいて、別の黒猫が白猫を団扇で仰いでいて、白猫は優雅に待っているだけ。

私も見たことがあったポスターですが、人種差別だと感じる発想がありませんでした。

日本は幸せな国だなと改めて感じました。

※ただ、人種差別の歴史の事実を知らなければ、大東亜戦争も東京裁判も正しく理解できないので、知識としては必要だと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

今日も一日、あなたがイキイキと生きられることをお祈り申し上げます✨

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