(6)いたいけな子供達
皆様こんばんは! 和歌を愛する平井仁子(きみこ)です。
鹿児島旅行記
(6)いたいけな子供達
です。
鹿児島に行かれる方にぜひオススメしたいのは、ホタル館 富谷食堂と、万世特攻平和祈念館です。
ホタル館 富谷食堂は、特攻隊員を励ましていた鳥濱トメさんの食堂です。
石原慎太郎氏が脚本を書いた映画『僕は、君のためにこそ死ににいく』にも出てきます。
万世(ばんせい)特攻平和祈念館は、とても想いのこもった史料館でした。
二階で、こちらの写真と対面した時、涙が溢れ出ました。
「子犬を抱く少年」として有名な荒木伍長のお写真。これまで、本やインターネットや慰霊祭など、いろんな場面で拝見していました。
産経新聞の編集委員をされている宮本雅史先生は、荒木伍長のご兄弟とお知り合いとのことで、携帯電話の待受にされているのを見せてくださいました。
ただ、今回はこれまでとは違う想いが溢れ出ました。
私が回天に関する講座でいつも最後に述べている回天隊員の言葉に「いたいけな子供等を護らねばなりません」というのがあります。
その「いたいけな(無邪気な)子供等」が、まさに彼らのような気がしたんです。
ただ、彼らも護られる側ではなく、護る側として飛び立った。。。
なんとも言葉にし難い感情を抱いて見ておりましたら、今回のツアーで案内して下さった井上和彦先生(そこまで言って委員会等のテレビで有名な軍事ジャーナリストの先生です)に、こう言われました。
「私達は、彼ら(の誇り)を護ってやれていない」
彼らが護りたかった日本は、こんな日本ではない。日本人が日本人であることを誇りに想い、伝統、文化、そしてご皇室の敬う日本だと思います。
戦後100年になる2045年までに、彼らの理想とする日本になるよう、私にできることをしていきたいです。
いたいけな子供等見ると今の世の
かたじけなさに涙こぼるる
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。 今日も一日、あなたがイキイキと生きられることをお祈り申し上げます✨