幼児用ドリル6選・我が家がストレスなく取り組める理由など 100冊以上購入した知育好きママが気づいたこと

こんにちは。5歳の娘と2歳の息子のママです。
今回は(このブログのテーマである)和歌についてはほぼ触れずに、知育ドリルについてです。

普段は古文漢文の講師をしておりまして、大量の教材を入手して日々研究しています。
自分でもテストや解説資料を大量に作成しているので、教材づくりの大変さもよくわかっています。

そういう「教材マニア」だからこそ、子供のドリルについても、ついつい大量に購入してしまいました。

改めて確認したら、軽く100冊を超えていました!
(うち半数以上は使い終わって捨てています)

そこで、実際に使う中で気づいたことをシェアさせていただきます☆

1.塾や通信教育にはないドリルの良さ

①子供が気分で選べる

塾の宿題や通信教育だと、どうしても「今週はこれをやらなきゃ」「今月の冊子はこれ」と決まっていて、こどもが自由に選べません。

「算数か国語か」くらいは選べるのですが、多種多様なドリルから選ぶのに比べると、「どっちもイヤだ」になりがちです。

勉強は「やらされ意識」だと身に付きにくいし、続きにくいものです。
ぜひ、選ばせてあげてください。

②手軽に買える

うちの子は「新しいのを買ったよ」というと、すぐに「見たい!やりたい!」と興味を持ちます。
多くのお子さんは、目新しい物好きだと思います。

塾や通信教育だと、他社に乗り換えるのは大変ですが、ドリルだと手軽です。

まあ、私のように大量に買っていたら、通信教育(ポピーとかZ会とか)よりもトータルの金額は高くなりますが、
早くから塾(幼児教室や公文・学研など)に通わせるよりは安く済みますよ。

③我が子のレベルに合ったものを渡せる

うちは通信教育も4社ほど体験資料を送っていただいて検討したのですが、一番気になったのは、難易度です。

幼児は「学年」じゃなくて「月齢」で見ないと、できることの差が大きいのに、なぜに学年で同じ内容なのだ…という不満があって、やめました。

早くからパズルをやらせたり、数や文字への興味を促したりしてきたので、「うちの娘には簡単すぎるなあ」と思ってしまったんです。

ちなみに塾については、教室の方針とは違っていましたが何度もお願いして、より娘のレベルに合わせた難易度のプリントに取り組ませていただいています。
(今回は塾については深くは書きません。また機会があれば書きます)

さて、市販のドリルだと、様々なレベルのものがあります。

私が心掛けているのは、やらせてみて、「今の我が子には難しすぎてストレスを与えそうだな」と思ったら、無理にやらせずにしばらく保管することです。

途中までは簡単だけど、急に難易度が上がるドリルもあるので、そういうものは途中で保管しています。

④好きなものとのコラボもある

うちの娘はプリンセスやプリキュアが大好き。
なので、プリンセスやプリキュアとのコラボの教材は、何かを頑張った際の「ご褒美」として与えています。

表紙の中身もキラキラしていて、女の子心をくすぐるドリルってすごいなぁと思います。

息子の方は乗り物が大好きなので、トミカのドリルだと進んでやりたがります♪恐竜や動物が出てくるのも大好き。

ちなみにまだ、う○こドリルには手を出していません。
いつかは手を出すかもしれません。。恐らく子供は喜んで取り組みます。。。

2.特にオススメのシリーズ3選

①100てんきっずドリル

小学校受験塾「こぐま会」と幻冬舎とのコラボによるシリーズです。

うちは色々検討した結果、小学校受験は見送っているのですが、
「小学校受験をする同年代の幼児が取り組む内容に少しは触れさせておきたい」と思って、購入しました。

「ずけい(3~5歳)」に一番はまって、あっという間に終わらせました。
付録として付いている「三角パズル」は今でも時々遊んでいます。

「いち と くうかん(3~5歳)」や「かず(3~5歳)」も楽しんでいました。

「たのしいこくご(4~6歳)」では結構考えさせる内容があって、とても興味深かったです。続編を販売していただきたいくらいです。

「せいかつ の じょうしき(4~6歳)」や「りか の じょうしき(4~6歳)」では、普段教えることを意識していなかったことを教えるキッカケになって良かったです。

②Z会グレードアップドリル

「なぞとき すいり(5~6歳)」や「おてがみ(4~6歳)」などが特に、珍しいテーマだと思います。

推理力は論理力を鍛えるためにとっても大事なので、
我が家では『おしりたんてい』もアニメを見せたり絵本を借りてきたりして、積極的に触れさせています♪

「なぞとき すいり(5~6歳)」は親も楽しくて、すぐに終わらせちゃいました。

「おてがみ(4~6歳)」は、娘が友達などに手紙を書きたがる際にサッと出してあげると、「ありがとう」「だいすき」など、手紙に適した字をキレイに書けます♪

娘は「めいろ(5~6歳)」が得意好きで、あっという間に終わらせました。

③DAISO 幼児のおけいこ

百均のドリルはいろんなものを試したのですが、ダントツでお薦めなのがコレ!

工夫がスゴイ!単調じゃない!しかもカラーでページ数も多い。
100円+税でこのレベルは本当にコスパ最強です。

DAISOに行く機会があれば、とりあえず持っていないものを全て買うようにしています。

3.珍しい教材3選

①DAISO × KADOKAWA 女の子の脳と心に合わせた効率的な学習ドリルです/男の子の脳と心に合わせた効率的な学習ドリルです

こちらはKADOKAWAさんが出している「女の子がさいごまでできる」「男の子がさいごまでできる」の「ひらがな・かず・めいろ・ちえ」それぞれから数ページずつをまとめた「お試し版」的な本です。

「たしかに、女の子〔男の子〕はこういう絵、こういう言葉だと喜ぶわあ!」という感動がいっぱい。

我が子達も、興味を持って取り組みました。
「DAISO 幼児のおけいこ」シリーズのコスパを超えるのは、
これらの本しか存在しない気がします。

②花まるドリル

私は持論として、勉強と勉強以外の日常を切り離さない方が良いと思っています。
数は食べものの数の分け方で理解させるのが良いし、
文字は家族や友達の名前から覚えていかせるとスムーズです。

そんな持論ともピッタリ合うのがこちらでした。

落葉で書かれたひらがなを見つけさせたり、
日常の写真から六角形を見つけさせたり。

いろんな形のパーツを貼り合わせて絵にするコーナーは私の方がはまって作っています。

他のドリルのシリーズとはかなり違ったドリルです。

③Gakken(学研)

「学研の頭脳開発」シリーズの他、良い本がたくさん出ています。

よく幼児や小学生塾としては公文と学研が比べられがちですが、
私が見てきた中では、公文は「うーん、単調で工夫が足りない。これじゃ子供も飽きるよね」と感じるドリルもあったのですが、
学研のドリルは「お!良い工夫♪」と感じることが多かったです。
(実際の塾のプリントを見比べても、学研の方が、子どもが飽きない工夫をしてくれている気がします)

特に具体的に2つご紹介しますね。

『名作おはなし』

有名な物語をぎゅっと短くまとめた後に、クイズを出してくれています。
そのおかげで、子どもが理解できているか確認出来て、フォローすることができました。
あっという間に読み終えたので、これの第2弾・第3弾もあればぜひ買いたいくらいです。

『早ね早おき朝5分ドリル おんどくあんしょう』

「百ます計算」で有名な陰山英男さんの著。

こどもって早口言葉などを喜んで覚えるので、勉強というより遊び用で使いました

薄めの本なので、取り組みやすいです。
最近はいろんな著者が366日分の音読教材を出しているので、厚めの本に取り組んでも良いと思います。

4.我が家がストレスなく取り組める理由

①「やりたい時に、やりたいものだけ」でOKにしている

「せっかく買ったから、全部やらせたい」と思ってしまうのが、親の心情だと思います。

けれど、冒頭にも書きましたが、
勉強は「やらされ意識」だと身に付きにくいし、続きにくいものです。

私は子どもが取り組んでくれなくても、自分自身に気づきがあれば、
買って良かったなって感じるようにしています。

「この本は確かにこういう部分の工夫が足りなくて、意欲が続かなくなるなあ」と、教材への目が肥えたり、

「お!このヒントの仕方、いいな。こういう声掛けをしてあげると、難しい時も考えやすいなあ」と、子どもをサポートする力が増したり、

そんなことにも喜びを感じています💕

②めいろ・点つなぎ・ぬり絵も積極的に

「めいろ」や「ぬり絵」というと、勉強というより遊びの印象を持たれる方が多いと思います。

でも、文字を上手に書けるようになるためには、まずはある程度の「筆圧」が必要なのだそうです。

なので、どんどん書かせて・塗らせていくことをオススメします。

「めいろ」を多くやらせると、思い通りの方向に鉛筆を動かせるようになっていきますし、「点つなぎ」だと数字にも強くなります。

「ちょっとお勉強っぽくないかも」と思って遠ざけていたら、もったいない!

「めいろ」などはクリアしたらどんどん次のレベルのを与えてください。
遊ばせてあげましょう♪

③調子に載せる方法を1つご紹介

最後に、我が家の方法を1つだけご紹介しますね。

(作戦はその他10以上あるのですが、また機会があれば…)

【とにかく褒め褒め作戦!】

部屋とテーブルの上を片付けたうえで、
それとなく机に、子どもが興味を持ちそうなドリルを2冊ほど置いておきます。

(目の前にオモチャが無ければドリルに興味を持つので)
子どもが取り組もうとしたら、
「え!ママが声かけてないのに、自分からお勉強しようとしているの?!すごいねえ!お勉強好きなんだね!」と褒めます。

少しでもできたら、「えー!すごい!ひょっとして、もう○才なんじゃない?」と実際の年齢より上の年齢を言います。

「むずかしいのに、どうしてわかったの?」と理由を質問するのも喜びます。
彼/彼女なりの工夫を語ってくれる時、とっても誇らしげな表情になります。

2ページ以上進んでいて、もっとやり続けそうだったら、
ニコニコ笑顔で「えっ、まだやるの?もうこの辺でいいんじゃない?!頑張りすぎだよ」と声をかけると、
「もっとやるー♪」とノリノリになることが多いです。
※テンション高めに、褒め調子で言うのがコツです。

 

以上!少しでも皆様のお役に立つことが出来ましたら幸いです。

(おまけ)

↓ 電車中の時間つぶしにもドリルは使えます♪

↓ ドリルの表紙裏などにある表も、結構重宝しています。

Follow me!

幼児用ドリル6選・我が家がストレスなく取り組める理由など 100冊以上購入した知育好きママが気づいたこと” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です