幼児がキレイなひらがなを書けるようになるには?ステップ別の工夫やこどものやる気を引き出す工夫3つ
こんにちは。5歳の娘と3歳の息子のママです。
今回は(このブログのテーマである)和歌についてはほぼ触れずに、幼児の「ひらがな」についてです。(幼児ドリル6撰の記事も好評です。よろしければどうぞ)
普段は古文漢文の講師をしておりまして、我が子に国語力をつけさせたい!と熱望していて、子ども用のドリルを大量に買って、子どもたちに試しています。
(算数系も合わせると、合計で100冊以上買っています。
うち50冊以上は使い終わって捨てています)
そこで、いろいろ試したなかで気づいたことを、シェアさせていただきます☆
目次
親も文字が綺麗になっちゃう!?
その前に、私が子供たちの文字の上達に付き合っている中で、
思わぬメリットを享受できたので、お伝えしたいです!
それは上記の見出しに書いているように、親も文字が綺麗になっちゃうということです♪
(元々、字が綺麗な方であれば、変わらないと思いますが)私は元々、字を書くのが下手で、自分の文字を人に見られたくないと思っています。
けれど、子どもと一緒に「とめ・はね・はらい」とか、字のバランスとかを意識していると、自然と綺麗になっていてビックリしました☆
この機会に、子供と一緒に美文字になってしまいましょう♪
綺麗なひらがなを書けるようになるまでの5ステップ
こどもの成長レベルに合った教材を与えてあげることが、
非常に重要だと思っています。
特に、現状よりも上のレベルのものを与えると、子どもはすぐにイヤになってしまうリスクがあるので、要注意です。
(与えてみて、まだ早いと思ったらすぐに隠してしまうのもアリ)
最初に5つのStepをご紹介します。
Step①読める
※「文」をすらすら読めなくてOK!「ひらがな1字」を見せて読めるくらいになったら、次のStep②に進めます♪
Step②一応書ける
※全ての文字を書けなくてもOKです。特に小さい「や・ゆ・よ・つ」が含まれている文字は、難しいんですよね。
Step③書き順通りに書ける
※これはできれば、変なクセが付く前に教えてあげたい!(と言っても、やっぱりStep②での「楽しさ」も阻害したくないので、バランスが難しい・・・)
Step④「とめ・はね・はらい」を正しく書ける
Step⑤バランスよく書ける
以上!それでは早速、それぞれの工夫をご紹介します♪
Step①読める
〔工夫1〕おなまえカードゲーム
このゲームは2歳のころから始めても、できちゃう子もいます。
やっぱり一番身近な言葉って、自分の名前や家族・お友だちの名前です。
なので、紙を小さく切って、ひらがなで書いたのを4枚ほど作って、
「これは誰々だよ」「これは誰々だよ」と教えると、
正しいのを選べるようになります。
特に特徴のある子の名前(文字が長いとか、小さい「やゆよ」があるとか)を混ぜると、見つけやすくなります。
慣れてきたら、本人の名前のカードを見せて「これ、誰の名前?」と聞いたら、答えてくれるはず☆
〔工夫2〕〇で始まることば探しゲーム
赤ちゃんは、言葉が1音1音からできていて、それぞれに該当する平仮名があるということ自体を知りません。
というか、そういう発想がありません。
(赤ちゃんの言語習得について興味がある方は、YouTubeの「ゆる言語学ラジオ」がオススメなのでリンクを貼っておきます。)
乳児には「しりとり」もとっても難しい!
「こ」で始まる言葉を言って欲しいのに、
「ねこ」って言ったりします。
最初の文字がわかっていないのに、最後の文字が「ん」を避けなければならないなんて、超高度です。
なので、まずは〇で始まることば探しゲームで十分です♪
しりとりよりも、選択肢が広がっていいですよ!
私は抽象概念(目に見えないものの言葉)もできるだけ教えたいので、「名詞」だけじゃなくて「形容詞」「動詞」「擬音語・擬態語」もOKにしています。
3歳の子でもどんどん出せて楽しそうでした。
やる際には、該当の文字のひらがなカードを見せながらやると、さらに効果抜群です☆
また、同じ文字からはじめる言葉を集めた「ことば絵じてん」や「ぬり絵」も活用すると良いですよ。
(余談)しりとりでは「ん」で終わる語を避けなければいけませんが、
「ん」で終わる語が重宝する場面があります♪
お風呂で子供の頭にお湯をかけるとき、
「目と口を閉じてー」と言っても、なぜかどちらかは開けてしまいがち💦
なので、我が家では「ん」で終わる言葉を何か選ばせて、
「しんかんせん----」と言ったり、
「あんぱんまん----」と言ったりして、お湯をかけています☆
「今日はどの『ん』で終わる言葉にしようかな♪」という選ぶ楽しさがあるので、
子どもがお湯をかけられるのを嫌がらなくなりました!
※熱いお湯は嫌がるので、水を加えてぬるま湯にしてかけています。
〔工夫3〕お風呂に50音の表
百均にもある平仮名の50音表をお風呂の壁に貼って、入浴中に「○〇どーこだ」とクイズにすると、「ここ!」と見つけてくれます。
慣れてきたら、「まみむめも」や「あかさたな」などの横の段を覚えさせていくのもオススメです♪
Step②になった際に、自分で字を探して書きやすくなります。
〔工夫 番外編〕YouTubeひらがなのうた♪
「まみむめも」や「あかさたな」などを覚えていないときに、早く覚えさせたいなと思ったら、
【しまじろうチャンネル公式】にある「ひらがなのうた♪」をお子さんに見せてみてください。
たった2分です。
なんと1000万回以上も再生されています。
Step②一応書ける
ここでは書くことの「楽しさ」を知ってもらいましょう☆
※本当はStep③の書き順も同時に教えた方が良いのですが、書き順ばかり言って、書くことの「楽しさ」を味わえなくなったら困るので、ご注意ください。
なお、全ての文字を書けなくてもOKです。
特に小さい「や・ゆ・よ・つ」が含まれている文字は、難しいんですよね。
うちの上の子は5歳でStep③~⑤なのですが、まだ「じゅってどうかくの?」などを質問してきます。
(《「し」にてんてんの「じ」に、ちいさい「ゆ」だよ》などと答えています。)
〔工夫1〕まずは「筆圧」
幼児が自分の思い通りの方向に鉛筆を動かせるようになるためには、「筆圧」が必要になります。
あまり鉛筆(クレヨンや色鉛筆でもOK)を握って書いてこなかった子は、薄い字でふにゃふにゃになるそうです。
くもん教室も、幼児は最初「ズンズン」という運筆教材から始めるようになっています。
わが家では、とにかく鉛筆を握らせようと思って、「めいろ」をどんどん買い与えています。
「わからなかったら、ゴールからやって、合流すればいいよ」というと、かなりできるようになりますよ♪
なお、赤ちゃんには「ぬり絵」、大きくなったら「てんつなぎ」もオススメですよ。
※筆圧が強すぎても、消しゴムで消した際に消えきれなくて困りものです。
〔工夫2〕乳幼児向けの筆記具
わが家が0歳のころから愛用していたのはクレヨンのベビーコロール!
赤ちゃんでも握りやすい上に、積み重ねて遊ぶこともできるし、
さらには小さい子でも片付けしやすい収納袋♪
そして、そろそろ細長いクレヨンも持てそうだなあと思った時期のオススメは、
くもんの「さんかくくれよん」!
これまで、いろんなクレヨンを買って来たのですが、
ポキポキポキポキポキポキ…いったい何本折ってきたのだろうというくらい、
子どもはクレヨンを折ってしまいます。
でもこの「さんかくくれよん」は折れなくて安心☆
そして、さらにオススメなのがくもんの「こどもえんぴつ」と「もちかたサポーター」!
子どもに「鉛筆の持ち方がちがうよ」と指摘しなくて済む、神アイテム☆彡
これを使っていたら、自然と正しい持ち方になるんです!
Amazon等でも買えるけど、書店の教材売り場にあるくもんコーナーで買えたら、安く購入出来ちゃいます。
くもんのサイトで教材と一緒に買って送料無料にするのもアリかもしれません。
ちなみに、ベビー〇ークさんが類似の三角鉛筆や削り器を作っていらっしゃるので試してみたのですが、
微妙に形が違って、くもんのとは互換性がなく、もちかたサポーターをはめることはできませんでした。。。
〔工夫3〕おてがみを送ろう!
幼児が字を書くキッカケとしてよく聞くのがお手紙!
「おてがみを書きたい!」という気持ちになると、どんどん字を書くようになります♪
いくつか作戦をご紹介しますね。
●ママから子どもにひらがなの手紙を書いて、パパに「ママにお返事書いてみる?」と薦めてもらう。
●じいじ、ばあばから物をもらった後に、「お礼の手紙、書いてみる?」と誘う。
●こどもと一緒に便箋と封筒を買いに行く。
こどもちゃれんじの「おてがみづくりキット」も良かったです。
●おてがみをテーマにした絵本を読んであげる。
●おてがみをテーマにしたドリルを用意してあげる。
うちが使ったのは『Z会グレードアップドリル まなべる おてがみ』。
〔工夫4〕ひらがなアプリ
外出時の待ち時間などに、(まずはドリルをさせるのですが、やりたがらなくなると)スマホのひらがなアプリをさせています。
「たのしい!ひらがな」は神アプリ!
楽しい工夫がいっぱいです。
なぞっている間も「た、た、た、たー」などと声を発してくれるので、「このもじが『た』なんだ!」と頭に入ってきやすそうです。
うちはひらがなもカタカナも課金したのですが、たった各480円で買い切り(2022年11月現在)なんて、安すぎです。
やっぱり子供の「たのしい」という気持ちを大事にしてあげたいものです☆
〔工夫 番外編〕歌詞カード
これは我が子がたまたまやっていただけで、一部の子どもしかやらないかもなので番外編にしました。
歌が好きな子どもであれば、カラオケに連れていってあげたり、
歌詞カードを印刷してあげたら、
「歌詞」への興味が増すようです♪
下記は娘が「美女と野獣」の冒頭の歌「ご覧あの子はいつでも少し風変り♪」が好きになって、書いた歌詞です。
誰かに手紙を書く時のように、楽しそうに集中して書いていました☆
Step③書き順通りに書ける
これはできれば、変なクセが付く前に教えてあげたい!
(と言っても、やっぱりStep②での「楽しさ」も阻害したくないので、バランスが難しい・・・)
〔工夫1〕なるべく書いて教える
既に書いてある文字を見て真似するだけでなく、
横に親がいて書いてあげると、
「こっちからかくんだな」と自然と書き順を真似してくれます。
真似して書けるからといって、放っておくと、
ビックリするほど変な書き順で書いてしまうので、
最初が肝心!なるべく書いてあげましょう。
私は子どもに「○○ってどうかくの?」と聞かれた際に、
50音表をポイと渡して料理しに行ってしまっていたので、後悔しています💦
さらに書く際には、「『う』は、さいしょにチョン」という風に言葉で言い続けてあげると良いでしょう。
(うちの子はまだ「う」の上の点を最後に書くので、バランスがとっても変です。「上からだよ」と言ったら、綺麗なバランスで書きます)
〔工夫2〕書き順の番号付き
さあ、やっとここからは、「教材マニア」である私の観察眼が活かされます(笑)。
上記はDAISO幼児のおけいこシリーズ「ひらがなだいすき4さい」から引用させていただきました。
(ちなみにDAISO幼児のおけいこシリーズは本当にオススメ!他の記事でも書いていますので、よろしかったらご覧ください)
上記のように
・書き順(色分けされている)
・始点
・矢印
・背景の十字リーダー(真ん中の縦線と横線)
が揃っている教材がベストです。
DAISO幼児のおけいこシリーズでも、
4歳と5歳のは書き順などがありますが、
6歳のにはありません。
ちなみに大人からするとビックリなのですが、「始点と矢印」も必要なんです。
「左から右」というのが身につくまでは、
平気で逆から書いてしまいます。
上記の「あ」の3筆目だって、下のはらいから書きかねません。。。
手元に50音表を置いておく場合も、
書き順等が付いているものをオススメします!
(書き順は見てくれないことも多いけど…)
〔工夫3〕書く前に声掛け
子どもが文字を書いた後に指摘しても、
「次から気を付けて直す」なんてことはできません。
なので、今から書くというそのタイミングで「左からだよ」など、声掛けをすると良いです。
〔工夫4〕どこから書くかなクイズ
これは私が考えたのでオリジナルのクイズです。
今度は敢えて書き順が書いていない、なぞれる50音表を用意します。
ちびむすドリルさんのサイトが便利です♪
そして、「どこから書くかなクイズだよ♪」と楽しげに誘ってみましょう。
「10個以上当たったらスゴイんだよ」とハードルを低めにする声掛けもオススメです。
うちは1回目は46字中、29問だけの正解だったのですが、
答えを教えた後に2回目をやると44問も正解しました♪
(たいてい、正答数は上がるので、褒めてあげてください)
「横棒から書き始めるのが多いんだな」といった法則性も勝手に理解してくれてよかったです。
ただ、しばらくしたらまた間違えて書いていたので、忘れたら再度やってみると良いです。
Step④「とめ・はね・はらい」を正しく書ける
このステップにおいて「この市販ドリルが最適だ!」というものとは、
まだ巡り合えておりません。。。
お手本を見て「とめ」と「はらい」は見分けられるようになってから、
意識して覚え直しさせるしかないのかなあと思ってしまいます。
それでも、いくつか工夫できるポイントがあるのでお伝えします!
〔工夫1〕「とめ・はね・はらい」があることを教える
「とめ・はね・はらい」をマスターにするには、かなりの運筆能力が要るので、
ある程度書けるようになってから教えましょう。
うちの子は最初、「とめ」でもはらっていましたし、
「はね」は「短いとめ」になっていて、はねていませんでした。
どうやって理解したかというと、イラストと音です。
市販の学研ドリルでは見当たらないのですが、学研教室のプリントでは一時期、
各ひらがなの終点に「車両侵入禁止の標識」「カエル」「つばめ」のイラストを載せてくれていました。
※以下はイメージです。イラストACさんからもらってきました。
こういうイラストを見せながら、「ピピー!とまれー!」、「ぴょんっ」、「しゅっ」といった音(の声)も聞かせると、わかりやすいと思います。
実際にこどもに書かせてみて、「気持ちいいな」と感じてもらえたらいいですね!
うちの子は「はらい」の勢いが良すぎて枠外にはみ出しがちです。
でもまごうこと無き「はらい」なので褒めています。
さて、本当は50音の全ての終点に「とめる」「はねる」「はらう」のイラストがある一覧が市販のドリル等についていたらいいのですが・・・
各終点に「とめる」「はねる」「はらう」と平仮名で書いてくれている無料プリントがネット上にあります。
ちびむすドリルさんと、ぷりんときっずさんのページをご紹介しておきます。
なお、幼児向けのドリルには「とめ・はね・はらい」を書いていないのがほとんどですが、
小学一年生用だと、各種のドリルに文字で書いてありました。
〔工夫2〕「とめ・はね・はらい」が見やすいフォントのドリル
特に「とめ」と「はらい」ですが、子どもには見分けが難しい!
ただし、フォントによっては見分けやすいものもあります。
例えば、丸ゴシックよりも明朝体の方が見分けやすいです。
某ドリルでは、「とめ」だけは終点に★マークを付けてくれているのですが、丸ゴシックっぽいフォントなのが残念。
「とめ・はね・はらい」を意識させたいステップになったら、
「とめ」と「はらい」が見分けやすいドリルを用意してあげましょう。
〔工夫3〕「とめ・はね・はらい」クイズ
上述の「どこから書くかなクイズ」と同じです。
なぞれる50音表をちびむすドリルさんのサイトなどから用意して、
すべての「はね」を見つけよう!と声かけて、
見つけたらカラーペンで「はね」になる箇所をなぞらせましょう。
次に「はらう」を見つけよう!と声かけて、
見つけたら他の色のカラーペンで「はらう」になる箇所をなぞらせましょう。
Step⑤バランスよく書ける
これは大人でも難しい・・・
ただ、救世主のような本があります!
実はこの本を紹介したくて、この記事を書いているといっても過言ではありません。
〔工夫1〕『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』
布教したいくらいにスゴイ本なので、Amazonのリンクも貼っておきます。
こどもは絵本などのストーリーが大好き!
なので、冒険話を語るかのように教えると、
文字の特徴を覚えてくれます。
なによりもすごいのが、間違い探し!
文字のバランスが悪いところを、こどもに見つけさせるコーナーがあるんです。
※以下はイメージです。ちょっと極端に書きすぎちゃいましたが。
「お手本と比べて、ここがこう違う」というのに気づけるようになることが、
文字の上達の秘訣なので、そういう目を養えるのはとっても良いことです。
そして何より、子どもにとって楽しい!
うちの子はここのコーナーばっかりやりたがります♪
楽しい上に、驚くほどの効果!
変なクセがつく前に、ひらがなを教え始めた頃から持っておきたかったああああ!という心の叫びが、この長文記事を書く原動力になっています。
どうぞうちの失敗体験を活かしてくださいませ。
〔工夫2〕十字リーダー線ありの、大きな枠
ひらがなを書く枠の中にある、真ん中の縦線と横線を十字リーダー線と言います。
これがない中でバランス良く書くのは、とっても難しいです。
そして、大きな枠と小さな枠、どちらの方が書きやすいかというと、
大きな枠です。
「あ」とか「お」などの
〔工夫3〕始点を打ってあげる
とある百均のひらがなドリルで、始点だけ打ってくれている枠での練習スペースを見つけまして、「すごい、いい工夫!」と感激しました。
子どもは文字の最初の始点の位置からして、とんでもない箇所からスタートしちゃいます。
そりゃあバランスも整わないわけだなあと思います。
ただ、どのドリルやプリントにも始点の点があるわけではないので、
手間ですが打ってあげると、良いバランスになりやすいです。
※下は「ら」と「こ」の始点。
〔工夫4〕点描写(点図形)のプリント
〔工夫3〕で始点を打ってあげると書きましたが、
ずっと始点を打ってあげられるわけではないので、
自分で正しく打てるようになってもらいたいですよね!
そこでオススメなのが、点描写(点図形)のプリントです。
これもちびむすドリルさんにたくさんあるので、
ぜひ見てみてください。
こどものやる気を引き出す工夫3つ
最後に、「そうはいっても、子どもが書きたがらない」とお悩みの方の為に、こどものやる気を引き出す工夫をご紹介します。
1.コピーして、一緒に書いて競争
子どもは「よーい、ドン!」と競争するのが好きなので、子どもが取り組むプリントやドリルのページをコピーして、親も一緒に取り組みましょう。
上述の『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』で一緒にポイントを確認して、
書くときに「さかみちくだって」とか「さかなむすび」など、子どもに気を付けて欲しいことを、
自分に言い聞かせるふりして聞かせることができます♪
もちろん、競争には負けてあげましょうね!
2.指摘は1つ以下に
1ページのうちに、いくつも指摘されたら、こどものやる気を損ねてしまいます。
やる気を損ねさせないことは、やる気を引き出すこと以上に重要です!!
いろいろ言いたくても、どうせ多くをいっぺんに修正するのも困難なので、1つ以下にしぼりましょう。
(私もぐっと、言葉を飲み込んでいます。)
「がんばって書いたねー。」(全体を褒める)
「あれっ、この字がこうだったら、もっとカッコイイね」(指摘は1つ以下)
「この字は特に上手だねー!」(特に良い点を褒める)
最後に言った言葉の印象が一番残るので、
最後にはぜひ褒めてあげてください☆
3.変化に気づいて褒める
ひらがなの書き方に限らずですが、
子どもは理想ピッタリの言動はなかなかできません。
だから、お手本の字と比べたら、どうしても見劣りしてしまいます。
だから比べるべきは、過去の子どもの文字!
昔の文字も残しておいて、「上手になったねー!頑張ったねー!」と褒めてあげると良いです。
以上、少しでも皆様の参考になる点があれば嬉しいです。
まだご覧になっていない方は、以下の記事もぜひご覧下さい♪
幼児用ドリル6選・我が家がストレスなく取り組める理由など 約100冊購入した知育好きママが気づいたこと