昔から、競技カルタをやっている人の中で有名なのが「うっかりハゲ」!
上の句「うかりける」と下の句「はげしかれ」を合わせた語呂合わせです。

和歌ナビでは、「うっかりハゲ」のような、ちょっと笑える語呂とイラストで、上の句と下の句をつなぐ覚え方をご紹介します。
中学生・高校生のテスト対策はもちろん、競技かるたを始めた方の暗記にもお役立てください。

赤字は上の句・下の句をつなぐ目印。※語呂とイラストは暗記のための補助で、和歌の意味を表すものではありません。
1番天智天皇解説
あき(秋)の
わがころもで(我が衣手)は濡れる

1番のゴロ:あき(秋)のわがころもで(我が衣手)は濡れる

あき(秋)の田の かりほの庵の 苫をあらみわがころもで(わが衣手)は 露にぬれつつ
2番持統天皇解説
はる(春)すぎて夏、
ころも(衣)ほす(干す)

2番のゴロ:はる(春)すぎて夏、ころも(衣)ほす(干す)

はる(春)すぎて 夏来にけらし 白妙のころも(衣)ほすてふ 天の香具山
3番柿本人麻呂解説
あし
ながながおじさん

3番のゴロ:あしながながおじさん

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾のながながし夜を ひとりかも寝む
4番山部赤人解説
たご(田子)の浦で、
ふじ(富士)さんの雪のかき氷を食べる。

4番のゴロ:たご(田子)の浦で、ふじ(富士)さんの雪のかき氷を食べる。

たご(田子)の浦に うち出でて見れば 白妙のふじ(富士)の高嶺に 雪は降りつつ
5番猿丸大夫解説
おく(奥)さん、
こえ(声)聞こえた?

5番のゴロ:おく(奥)さん、こえ(声)聞こえた?

おく(奥)山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿のこゑ(声)聞く時ぞ 秋は悲しき
6番大伴家持解説
かさ(傘)を開くと、
しろ(白)きシロクマ。

6番のゴロ:かさ(傘)を開くと、しろ(白)きシロクマ。

かささぎの 渡せる橋に 置く霜のしろ(白)きを見れば 夜ぞ更けにける
7番安倍仲麿解説
あま(天)の川に浮かぶ、
み(三)つのかさ(傘)。

7番のゴロ:あま(天)の川に浮かぶ、み(三)つのかさ(傘)。

あま(天)の原 ふりさけ見れば 春日なるみかさ(三笠)の山に 出でし月かも
8番喜撰法師解説
わがいえ(わが家)は、
よを(夜を)うじやま(宇治山)でキャンプする。

8番のゴロ:わがいえ(わが家)は、よを(夜を)うじやま(宇治山)でキャンプする。

わがいほ(わが庵)は 都のたつみ しかぞ住むよを(世を)うぢやま(宇治山)と 人はいふなり
9番小野小町解説
はな(花)のドレス、
わがみ(わが身)より大きい。

9番のゴロ:はな(花)のドレス、わがみ(わが身)より大きい。

はな(花)の色は 移りにけりな いたづらにわがみ(わが身)よにふる ながめせしまに
10番蝉丸解説
これ、
しる(汁)。(麺が欲しかった…。)

10番のゴロ:これ、しる(汁)。(麺が欲しかった…。)

これやこの 行くも帰るも 別れてはしる(知る)も知らぬも 逢坂の関
11番参議篁解説
わたのはらや(綿の原や)!
ひとには(人には)告げよ。

11番のゴロ:わたのはらや(綿の原や)!ひとには(人には)告げよ。

わたのはら(わたの原) やそ島かけて 漕ぎ出でぬとひとには(人には)告げよ あまの釣舟
12番僧正遍昭解説
あまつぶ(雨粒)は、
おとめ(乙女)の姿。

12番のゴロ:あまつぶ(雨粒)は、おとめ(乙女)の姿。

あまつ(天つ)風 雲の通ひ路 吹きとぢよをとめの姿 しばしとどめむ
13番陽成院解説
つくえ(机)の上に、
こい(鯉)ぞ!

13番のゴロ:つくえ(机)の上に、こい(鯉)ぞ!

つくばね(筑波嶺)の 峰より落つる みなの川こひ(恋)ぞ積もりて 淵となりぬる
14番河原左大臣解説
みち(未知)の生物、
列がみだ(乱)れそう。

14番のゴロ:みち(未知)の生物、列がみだ(乱)れそう。

みちのく(陸奥)の しのぶもぢずり 誰ゆゑにみだ(乱)れそめにし われならなくに
15番光孝天皇解説
きみ(黄身)がため、はる(春)は
わがころも(わが衣)でに(煮)卵づくり。

15番のゴロ:きみ(黄身)がため、はる(春)はわがころも(わが衣)でに(煮)卵づくり。

きみ(君)がため はる(春)の野に出でて 若菜摘むわがころもで(わが衣手)に 雪は降りつつ
16番在原行平解説
たち(立ち)読み、
まつ(松)と並んでだ。

16番のゴロ:たち(立ち)読み、まつ(松)と並んでだ。

たち(立ち)別れ いなばの山の 峰に生ふるまつとし聞かば 今帰り来む
17番在原業平解説
ちはや(千早)さん、
から(殻)くれない?

17番のゴロ:ちはや(千早)さん、から(殻)くれない?

ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川からくれなゐに 水くくるとは
18番藤原敏行解説
す(酢)のプールで泳ぐ、
ゆめ(夢)のタコ。

18番のゴロ:す(酢)のプールで泳ぐ、ゆめ(夢)のタコ。

すみのえ(住の江)の 岸に寄る波 よるさへやゆめ(夢)の通ひ路 人目よくらむ
19番伊勢解説
なに、わ(輪)が抜けた?
あわ(泡)で(出)た。

19番のゴロ:なに、わ(輪)が抜けた?あわ(泡)で(出)た。

なには(難波)がた(潟) 短き葦の 節の間もあは(逢は)でこの世を 過ぐしてよとや
20番元良親王解説
わびる旗、
みをつくして土下座も

20番のゴロ:わびる旗、みをつくして土下座も

わびぬれば 今はた同じ 難波なるみをつくしても(身を尽くしても) 逢はむとぞ思ふ
21番素性法師解説
いま(今)こそ出発!
ありあけ(有明)の空へロケット。

21番のゴロ:いま(今)こそ出発!ありあけ(有明)の空へロケット。

いまこ(今来)むと 言ひしばかりに 長月のありあけ(有明)の月を 待ち出でつるかな
22番文屋康秀解説
ふっ。
むべ(なるほど)。

22番のゴロ:ふっ。むべ(なるほど)。

ふ(吹)くからに 秋の草木の しをるればむべ山風を 嵐と言ふらむ
23番大江千里解説
つき(月)旅行、
わがみ(わが身)ひとつがロケットだ。

23番のゴロ:つき(月)旅行、わがみ(わが身)ひとつがロケットだ。

つき(月)見れば 千々に物こそ 悲しけれわがみ(わが身)ひとつ(一つ)の 秋にはあらねど
24番菅原道真解説
このピザ、
具は全部もみじ。

24番のゴロ:このピザ、具は全部もみじ。

このたびは 幣も取りあへず 手向山もみぢ(紅葉)の錦 神のまにまに
25番三条右大臣解説
なに(何)してる?
ひと(人)にしられ(知られ)ず、早弁してる。

25番のゴロ:なに(何)してる?ひと(人)にしられ(知られ)ず、早弁してる。

な(名)にし負はば 逢坂山の さねかづらひと(人)にしられ(知られ)で 来るよしもがな
26番貞信公解説
おぐら(小倉)あん、
いま(今)ひとたびのみるく(ミルク)風呂。

26番のゴロ:おぐら(小倉)あん、いま(今)ひとたびのみるく(ミルク)風呂。

をぐら(小倉)山 峰のもみぢ葉 心あらばいま(今)ひとたびのみゆき待たなむ
27番藤原兼輔解説
みか(ミカ)の腹、
いつみても昼前に鳴る。

27番のゴロ:みか(ミカ)の腹、いつみても昼前に鳴る。

みかの原 わきて流るる 泉川いつみ(いつ見)きとてか 恋しかるらむ
28番源宗于解説
やまざと(山里)の雪だるま、
ひとめ(人目)も気にせず入浴。

28番のゴロ:やまざと(山里)の雪だるま、ひとめ(人目)も気にせず入浴。

やまざと(山里)は 冬ぞ寂しさ まさりけるひとめ(人目)も草も かれぬと思へば
29番凡河内躬恒解説
こころ(心)あたりがある。
(原因は)おき(置き)時計だ。

29番のゴロ:こころ(心)あたりがある。(原因は)おき(置き)時計だ。

こころ(心)あてに 折らばや折らむ 初霜のおき(置き)まどはせる 白菊の花
30番壬生忠岑解説
ありあけ(有明)海の
あかつき(暁)

30番のゴロ:ありあけ(有明)海のあかつき(暁)

ありあけ(有明)の つれなく見えし 別れよりあかつき(暁)ばかり 憂きものはなし
31番坂上是則解説
あさぼらけ(朝ぼらけ)、あひる(アヒル)が
よしの(吉野)の空をこぐ。

31番のゴロ:あさぼらけ(朝ぼらけ)、あひる(アヒル)がよしの(吉野)の空をこぐ。

あさぼらけ(朝ぼらけ) ありあけ(有明)の月と 見るまでによしの(吉野)の里に 降れる白雪
32番春道列樹解説
やま(山)が風邪。
なが(流)れる鼻水。

32番のゴロ:やま(山)が風邪。なが(流)れる鼻水。

やまがは(山川)に 風のかけたる しがらみはなが(流)れもあへぬ 紅葉なりけり
33番紀友則解説
ひさ(久)しぶりに
しずかな(静かな)時間。

33番のゴロ:ひさ(久)しぶりにしずかな(静かな)時間。

ひさかたの 光のどけき 春の日にしづ心なく 花の散るらむ
34番藤原興風解説
たれ(タレ)をかけたら、
まつ(松)も焼き鳥。

34番のゴロ:たれ(タレ)をかけたら、まつ(松)も焼き鳥。

たれ(誰)をかも 知る人にせむ 高砂のまつ(松)も昔の 友ならなくに
35番紀貫之解説
ひと(人)は
はなぞの(花園)に行く。

35番のゴロ:ひと(人)は はなぞの(花園)に行く。

ひと(人)はいさ 心も知らず ふるさとははな(花)ぞ昔の 香ににほひける
36番清原深養父解説
なつ(夏)、
くも(雲)の浮き輪で海水浴。

36番のゴロ:なつ(夏)、くも(雲)の浮き輪で海水浴。

なつ(夏)の夜は まだ宵ながら 明けぬるをくも(雲)のいづこに 月宿るらむ
37番文屋朝康解説
しらつゆ(白露)を、
つらぬき(貫き)たい!

37番のゴロ:しらつゆ(白露)を、つらぬき(貫き)たい!

しらつゆ(白露)に 風の吹きしく 秋の野はつらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
38番右近解説
わす(忘)らるるロボット、
ひと(人)の家をピンポン。

38番のゴロ:わす(忘)らるるロボット、ひと(人)の家をピンポン。

わす(忘)らるる 身をば思はず 誓ひてしひと(人)の命の 惜しくもあるかな
39番参議等解説
あさ(朝)、じかん(時間)が無い!
(夕食の)あま(余)りを食べる時間も無い!

39番のゴロ:あさ(朝)、じかん(時間)が無い!(夕食の)あま(余)りを食べる時間も無い!

あさぢふ(浅茅生)の 小野の篠原 しのぶれどあまりてなどか 人の恋しき
40番平兼盛解説
しのび(忍び)、
もの(物)や音まで消してしまう。

40番のゴロ:しのび(忍び)、もの(物)や音まで消してしまう。

しのぶれど 色に出でにけり わが恋はもの(物)や思ふと 人の問ふまで
41番壬生忠見解説
こい(濃い)ココア、
ひと(人)しれず(知れず)おかわり。

41番のゴロ:こい(濃い)ココア、ひと(人)しれず(知れず)おかわり。

こひ(恋)すてふ わが名はまだき 立ちにけりひと(人)しれず(知れず)こそ 思ひそめしか
42番清原元輔解説
ちぎりきった折り紙が、
すえ(末)の松に変身。

42番のゴロ:ちぎりきった折り紙が、すえ(末)の松に変身。

ちぎ(契)りきな かたみに袖を しぼりつつすゑ(末)の松山 波越さじとは
43番藤原敦忠解説
あいす(アイス)の棒に、
むかしばなし(昔話)がぎっしり。

43番のゴロ:あいす(アイス)の棒に、むかしばなし(昔話)がぎっしり。

あひ見ての のちの心に くらぶればむかし(昔)は物を 思はざりけり
44番藤原朝忠解説
あう(会う)こ(子)は宇宙人、
ひと(人)をもてなす。

44番のゴロ:あう(会う)こ(子)は宇宙人、ひと(人)をもてなす。

あふことの 絶えてしなくは なかなかにひと(人)をも身をも 恨みざらまし
45番謙徳公解説
あわれ(哀れ)な雪だるま、
みの(蓑)を着ても寒がる。

45番のゴロ:あわれ(哀れ)な雪だるま、みの(蓑)を着ても寒がる。

あはれとも いふべき人は 思ほえでみ(身)のいたづらに なりぬべきかな
46番曾禰好忠解説
ゆらゆら、
ゆくよ。どぶらこっこ。

46番のゴロ:ゆらゆら、ゆくよ。どぶらこっこ。

ゆら(由良)のとを 渡る舟人 かぢを絶えゆくへも知らぬ 恋の道かな
47番恵慶法師解説
やえ(八重)桜、
ひと(人)こそ み(見)えないのは秋で枯れてるから。

47番のゴロ:やえ(八重)桜、ひと(人)こそ み(見)えないのは秋で枯れてるから。

やへ(八重)むぐら しげれる宿の さびしきにひと(人)こそ み(見)えね 秋は来にけり
48番源重之解説
かぜ(風)をパンチ!
くだ(砕)けて扇風機が飛ぶ。

48番のゴロ:かぜ(風)をパンチ!くだ(砕)けて扇風機が飛ぶ。

かぜ(風)をいたみ 岩うつ波の おのれのみくだけて物を 思ふころかな
49番大中臣能宣解説
みか(ミカ)、きもの(着物)だよ、
ひる(昼)は。

49番のゴロ:みか(ミカ)、きもの(着物)だよ、 ひる(昼)は。

みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃えひる(昼)は消えつつ 物をこそ思へ
50番藤原義孝解説
きみ(君)がため おくる(贈る)、
なが(長)く伸びるマフラー。

50番のゴロ:きみ(君)がため おくる(贈る)、なが(長)く伸びるマフラー。

きみ(君)がため をしからざりし(惜しからざりし) 命さへなが(長)くもがなと 思ひけるかな
51番藤原実方朝臣解説
かくれんぼ、
さしもり(刺し盛り)にまぎれるタコ。

51番のゴロ:かくれんぼ、刺し盛りにまぎれるタコ。

かくとだに えやは伊吹の さしも草さしも知らじな 燃ゆる思ひを
52番藤原道信朝臣解説
あけがた(明け方)の幽霊、
なお「うらめしや」と残業。

52番のゴロ:明け方の幽霊、なお「うらめしや」と残業。

あけぬれば(明けぬれば) 暮るるものとは 知りながらなお(なほ)うらめしき(恨めしき) 朝ぼらけかな
53番右大将道綱母解説
なげきっす(投げキッス)、
いかにもスター!

53番のゴロ:投げキッス、いかにもスター!

なげきつつ(嘆きつつ) ひとり寝る夜の 明くる間はいかに久しき ものとかは知る
54番儀同三司母解説
忘れん坊!
今日は何の日?記念日だよ。

54番のゴロ:忘れん坊!今日は何の日?記念日だよ。

忘れじの 行末までは 難ければ今日を限りの 命ともがな
「今日は」と「今日を」は助詞が異なります。
55番大納言公任解説
滝つぼで、魚が
「泣くな!」

55番のゴロ:滝つぼで、魚が「泣くな!」

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど名こそ流れて なほ聞こえけれ
「泣くな」は連想用。下の句は「名こそ流れて」です。
56番和泉式部解説
あら、ザリガニ! 
今ひとたびの逢う日は水族館。

56番のゴロ:あら、ザリガニ! 今ひとたびの逢う日は水族館。

あらざらむ この世のほかの 思ひ出に今ひとたびの あふこともがな
57番紫式部解説
目玉焼きは、
雲がくれた。

57番のゴロ:目玉焼きは、雲がくれた。

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に雲隠れにし 夜半の月かな
58番大弐三位解説
あり(アリ)までいた。
いでっ(痛っ)!かまれた。

58番のゴロ:あり(アリ)までいた。いでっ(痛っ)!かまれた。

ありまやま(有馬山) 猪名の笹原 風吹けばいでそよ人を 忘れやはする
59番赤染衛門解説
やすい(安い)
かたかけ(肩掛け)

59番のゴロ:安い肩掛け

やすらはで 寝なましものを 小夜ふけてかたぶくまでの 月を見しかな
60番小式部内侍解説
おおえど(大江戸)の時計、
まだおやつの三時にならない。

60番のゴロ:大江戸の時計、まだおやつの三時にならない。

おおえやま(大江山) いく野の道の 遠ければまだふみも見ず 天の橋立
61番伊勢大輔解説
いにしえへ、
今日こそタイムスリップ!

61番のゴロ:いにしえへ、今日こそタイムスリップ!

いにしえ(いにしへ)の 奈良の都の 八重桜きょうここのえ(今日九重)に にほひぬるかな
62番清少納言解説
よを(夜)明かして、
よに(四人)でゲーム!

62番のゴロ:よを(夜)明かして、よに(四人)でゲーム!

夜をこめて 鳥の空音は はかるともよに逢坂の 関はゆるさじ
「よに」はゴロの音。「四人」の通常の読みは「よにん」です。
63番左京大夫道雅解説
今はスマホ禁止、伝言は
人づてリレー。

63番のゴロ:今はスマホ禁止、伝言は人づてリレー。

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを人づてならで 言ふよしもがな
64番権中納言定頼解説
朝ぼらけ、うちゅうじん(宇宙人)が
あらわれる(現れる)。

64番のゴロ:朝ぼらけ、宇宙人が現れる。

朝ぼらけ うじ(宇治)の川霧 絶えだえにあらわれ(あらはれ)わたる 瀬々の網代木
65番相模解説
うらむ(恨む)
恋になってしまった

65番のゴロ:恨む恋になってしまった

うらみわび 干さぬ袖だに あるものを恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
66番大僧正行尊解説
もろ(諸手)を挙げて、
はなよめ(花嫁)バンザイ!

66番のゴロ:もろ(諸手)を挙げて、花嫁バンザイ!

もろともに あはれと思へ 山桜はなより(花より)ほかに 知る人もなし
67番周防内侍解説
春の
かい(会)、なくなった!

67番のゴロ:春の会、なくなった!

春の夜の 夢ばかりなる 手枕にかいなく(かひなく)立たむ 名こそ惜しけれ
68番三条院解説
心にしみる、
こいしちゅー(濃いシチュー)。

68番のゴロ:心にしみる、濃いシチュー。

心にも あらで憂き世に ながらへば恋しかるべき 夜半の月かな
69番能因法師解説
嵐の中で錦鯉が
たった(立った)!

69番のゴロ:嵐の中で錦鯉が立った!

あらし吹く 三室の山の もみぢ葉は龍田の川の 錦なりけり
「立った」は連想用。「龍田」は「たつた」と読みます。
70番良暹法師解説
さびしいよ。ママ、
いづこ?

70番のゴロ:さびしいよ。ママ、いづこ?

さびしさに やどを立ちいでて ながむればいづこも同じ 秋の夕暮
71番大納言経信解説
ゆうやけ(夕焼け)空に、
足の生えた太陽。

71番のゴロ:夕焼け空に、足の生えた太陽。

夕されば 門田の稲葉 おとづれてあし(蘆)のまろ屋に 秋風ぞ吹く
72番祐子内親王家紀伊解説
おとしだま(お年玉)に、
かけじく(掛け軸)サイズのお札。

72番のゴロ:お年玉に、掛け軸サイズのお札。

音に聞く 高師の浜の あだ波はかけじや袖の 濡れもこそすれ
73番権中納言匡房解説
たかい(高い)ジャンプで、
とやま(富山)まで飛ぶカエル。

73番のゴロ:高いジャンプで、富山まで飛ぶカエル。

たかさご(高砂)の 尾上の桜 咲きにけりとやま(外山)の霞 立たずもあらなむ
74番源俊頼朝臣解説
うかり(うっかり)、
はげしかれ(ハゲ)ちゃった!

74番のゴロ:うかり(うっかり)、はげしかれ(ハゲ)ちゃった!

うかりける(憂かりける) 人を初瀬の 山おろし激しかれとは 祈らぬものを
「うっかり」は連想用。原歌は「うかりける」です。
75番藤原基俊解説
ちぎりおにぎり、
あわれなほど小さい。

75番のゴロ:ちぎりおにぎり、あわれなほど小さい。

ちぎりおきし(契りおきし) させもが露を 命にてあわれ(あはれ)今年の 秋もいぬめり
76番法性寺入道前関白太政大臣解説
わた(綿)のはら(腹)、こわい!
くも(蜘蛛)いるぬいぐるみ。

76番のゴロ:わた(綿)のはら(腹)、こわい! くも(蜘蛛)いるぬいぐるみ。

わたのはら(わたの原) こぎ出でて見れば ひさかたのくもゐ(雲居)にまがふ 沖つ白波
77番崇徳院解説
せなか(背中)が
われ(割れ)ても脱皮だからOK

77番のゴロ:せなか(背中)がわれ(割れ)ても脱皮だからOK

せ(瀬)をはやみ 岩にせかるる 滝川のわれても末に あはむとぞ思ふ
78番源兼昌解説
あわじ(淡路)島に
いく(行く)よ~!

78番のゴロ:あわじ(淡路)島にいく(行く)よ~!

あはぢ(淡路)島 かよふ千鳥の 鳴く声にいく(幾)夜寝覚めぬ 須磨の関守
79番左京大夫顕輔解説
あきかぜ(秋風)で
もれ(漏れ)出た月

79番のゴロ:あきかぜ(秋風)でもれ(漏れ)出た月

あきかぜ(秋風)に たなびく雲の 絶え間よりもれ(漏れ)出づる月の 影のさやけさ
80番待賢門院堀河解説
ながか(長か)った髪、
みだれて(乱れて)たいへん。

80番のゴロ:ながか(長か)った髪、みだれて(乱れて)たいへん。

ながか(長か)らむ 心も知らず 黒髪のみだれて(乱れて)今朝は 物をこそ思へ
81番後徳大寺左大臣解説
ほととぎす(ホトトギス)、
ただ(無料)だよ。

81番のゴロ:ほととぎす(ホトトギス)、ただ(無料)だよ。

ほととぎす 鳴きつる方を ながむればただ有明の 月ぞ残れる
82番道因法師解説
おも(重)い
うき(浮き)輪。

82番のゴロ:おも(重)いうき(浮き)輪。

おも(思)ひわび さても命は あるものをうき(憂き)にたへぬは 涙なりけり
83番皇太后宮大夫俊成解説
よのなかよ(世の中よ)、
やま(山)の奥でも鹿が鳴いてる!

83番のゴロ:よのなかよ(世の中よ)、やま(山)の奥でも鹿が鳴いてる!

よのなかよ(世の中よ) 道こそなけれ 思ひ入るやま(山)の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
84番藤原清輔解説
「な」がら(柄)
うし(牛)

84番のゴロ:「な」がら(柄)うし(牛)

ながら(長ら)へば またこのごろや しのばれむうし(憂し)と見し世ぞ 今は恋しき
85番俊恵法師解説
よもぎ餅食べたら、
ね(寝)や~

85番のゴロ:よもぎ餅食べたら、ね(寝)や~

よもすがら 物思ふころは 明けやらでねや(閨)のひまさへ つれなかりけり
86番西行法師解説
なげ(投げ)、け(蹴)るボールも、
かこ(囲)いがガード!

86番のゴロ:なげ(投げ)、け(蹴)るボールも、かこ(囲)いがガード!

なげけ(嘆け)とて 月やは物を 思はするかこち顔なる わが涙かな
87番寂蓮法師解説
むらさき(紫)色の、
きり(キリギリス)!

87番のゴロ:むらさき(紫)色の、きり(キリギリス)!

むらさめ(村雨)の 露もまだひぬ 真木の葉にきり(霧)立ちのぼる 秋の夕暮れ
88番皇嘉門院別当解説
なにわ(難波)へ飛ぶロボット、
み(身)をつくして(尽くして)や(矢)になる。

88番のゴロ:なにわ(難波)へ飛ぶロボット、み(身)をつくして(尽くして)や(矢)になる。

なにはえ(難波江)の 芦のかりねの ひとよゆゑみをつくしてや 恋ひわたるべき
89番式子内親王解説
たまごの中に、
しのぶ(忍ぶ)ルビー。

89番のゴロ:たまごの中に、しのぶ(忍ぶ)ルビー。

たま(玉)の緒よ 絶えなば絶えね ながらへばしのぶることの よわりもぞする
90番殷富門院大輔解説
みせ(店)が、
ぬれ(濡れ)る!

90番のゴロ:みせ(店)が、ぬれ(濡れ)る!

みせ(見せ)ばやな 雄島のあまの 袖だにもぬれにぞぬれし 色はかはらず
91番後京極摂政前太政大臣解説
きり(キリギリス)の天ぷら、
ころも(衣)かたすぎ!

91番のゴロ:きり(キリギリス)の天ぷら、ころも(衣)かたすぎ!

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろにころも(衣)かたしき ひとりかも寝む
92番二条院讃岐解説
わがそで(わが袖)の中に遊園地、
ひと(人)こそしらね(知らね)、ネズミは遊ぶ。

92番のゴロ:わがそで(わが袖)の中に遊園地、ひと(人)こそしらね(知らね)、ネズミは遊ぶ。

わがそで(わが袖)は 潮干に見えぬ 沖の石のひと(人)こそしらね かわく間もなし
93番鎌倉右大臣解説
よのなかは(世の中は)、
あまの(天の)川のように船で行き来。

93番のゴロ:よのなかは(世の中は)、あまの(天の)川のように船で行き来。

よのなかは(世の中は) 常にもがもな 渚こぐあまの小舟の 綱手かなしも
94番参議雅経解説
みよ(見よ)!
ふるさとの衣。

94番のゴロ:みよ(見よ)!ふるさとの衣。

みよしの(み吉野)の 山の秋風 さ夜更けてふるさと寒く 衣うつなり
95番前大僧正慈円解説
おお、けーき(ケーキ)が、
わがたつ(わが立つ)舞台になった!

95番のゴロ:おお、けーき(ケーキ)が、わがたつ(わが立つ)舞台になった!

おほけなく うき世の民に おほふかなわがたつ(わが立つ)杣に 墨染の袖
96番入道前太政大臣解説
はな(花)さか爺さん、
ふりかけで桜満開!

96番のゴロ:はな(花)さか爺さん、ふりかけで桜満開!

はな(花)さそふ 嵐の庭の 雪ならでふりゆくものは わが身なりけり
97番藤原定家解説
こぬ(来ぬ)人を、
やく(焼く)。

97番のゴロ:こぬ(来ぬ)人を、やく(焼く)。

こぬ(来ぬ)人を まつほの浦の 夕なぎにやく(焼く)や藻塩の 身もこがれつつ
98番従二位家隆解説
かぜ(風)そよぐ日、
みそぎ(禊)する夏。

98番のゴロ:かぜ(風)そよぐ日、みそぎ(禊)する夏。

かぜ(風)そよぐ ならの小川の 夕暮れはみそぎぞ夏の しるしなりける
99番後鳥羽院解説
ひと(人)も幽霊も、
よ(夜)をおもえば(思えば)パジャマに変身!

99番のゴロ:ひと(人)も幽霊も、よ(夜)をおもえば(思えば)パジャマに変身!

ひと(人)も惜し 人も恨めし あぢきなくよ(世)をおもふ(思ふ)ゆゑに 物思ふ身は
100番順徳院解説
もも(桃)を配っても、
なおあまる(余る)桃タワー!

100番のゴロ:もも(桃)を配っても、なおあまる(余る)桃タワー!

ももしきや 古き軒端の しのぶにもなほあまりある 昔なりけり

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