昔から、競技カルタをやっている人の中で有名なのが「うっかりハゲ」!
上の句「うかりける」と下の句「はげしかれ」を合わせた語呂合わせです。
和歌ナビでは、「うっかりハゲ」のような、ちょっと笑える語呂とイラストで、上の句と下の句をつなぐ覚え方をご紹介します。
中学生・高校生のテスト対策はもちろん、競技かるたを始めた方の暗記にもお役立てください。
赤字は上の句・下の句をつなぐ目印。※語呂とイラストは暗記のための補助で、和歌の意味を表すものではありません。
あき(秋)の田の かりほの庵の 苫をあらみわがころもで(わが衣手)は 露にぬれつつ
はる(春)すぎて 夏来にけらし 白妙のころも(衣)ほすてふ 天の香具山
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾のながながし夜を ひとりかも寝む
4番山部赤人
たご(田子)の浦で、
ふじ(富士)さんの雪のかき氷を食べる。

たご(田子)の浦に うち出でて見れば 白妙のふじ(富士)の高嶺に 雪は降りつつ
おく(奥)山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿のこゑ(声)聞く時ぞ 秋は悲しき
かささぎの 渡せる橋に 置く霜のしろ(白)きを見れば 夜ぞ更けにける
7番安倍仲麿
あま(天)の川に浮かぶ、
み(三)つのかさ(傘)。

あま(天)の原 ふりさけ見れば 春日なるみかさ(三笠)の山に 出でし月かも
8番喜撰法師
わがいえ(わが家)は、
よを(夜を)うじやま(宇治山)でキャンプする。

わがいほ(わが庵)は 都のたつみ しかぞ住むよを(世を)うぢやま(宇治山)と 人はいふなり
9番小野小町
はな(花)のドレス、
わがみ(わが身)より大きい。

はな(花)の色は 移りにけりな いたづらにわがみ(わが身)よにふる ながめせしまに
これやこの 行くも帰るも 別れてはしる(知る)も知らぬも 逢坂の関
11番参議篁
わたのはらや(綿の原や)!
ひとには(人には)告げよ。

わたのはら(わたの原) やそ島かけて 漕ぎ出でぬとひとには(人には)告げよ あまの釣舟
あまつ(天つ)風 雲の通ひ路 吹きとぢよをとめの姿 しばしとどめむ
つくばね(筑波嶺)の 峰より落つる みなの川こひ(恋)ぞ積もりて 淵となりぬる
みちのく(陸奥)の しのぶもぢずり 誰ゆゑにみだ(乱)れそめにし われならなくに
15番光孝天皇
きみ(黄身)がため、はる(春)は
わがころも(わが衣)でに(煮)卵づくり。

きみ(君)がため はる(春)の野に出でて 若菜摘むわがころもで(わが衣手)に 雪は降りつつ
たち(立ち)別れ いなばの山の 峰に生ふるまつとし聞かば 今帰り来む
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川からくれなゐに 水くくるとは
すみのえ(住の江)の 岸に寄る波 よるさへやゆめ(夢)の通ひ路 人目よくらむ
なには(難波)がた(潟) 短き葦の 節の間もあは(逢は)でこの世を 過ぐしてよとや
わびぬれば 今はた同じ 難波なるみをつくしても(身を尽くしても) 逢はむとぞ思ふ
21番素性法師
いま(今)こそ出発!
ありあけ(有明)の空へロケット。

いまこ(今来)むと 言ひしばかりに 長月のありあけ(有明)の月を 待ち出でつるかな
ふ(吹)くからに 秋の草木の しをるればむべ山風を 嵐と言ふらむ
23番大江千里
つき(月)旅行、
わがみ(わが身)ひとつがロケットだ。

つき(月)見れば 千々に物こそ 悲しけれわがみ(わが身)ひとつ(一つ)の 秋にはあらねど
このたびは 幣も取りあへず 手向山もみぢ(紅葉)の錦 神のまにまに
25番三条右大臣
なに(何)してる?
ひと(人)にしられ(知られ)ず、早弁してる。

な(名)にし負はば 逢坂山の さねかづらひと(人)にしられ(知られ)で 来るよしもがな
26番貞信公
おぐら(小倉)あん、
いま(今)ひとたびのみるく(ミルク)風呂。

をぐら(小倉)山 峰のもみぢ葉 心あらばいま(今)ひとたびのみゆき待たなむ
みかの原 わきて流るる 泉川いつみ(いつ見)きとてか 恋しかるらむ
28番源宗于
やまざと(山里)の雪だるま、
ひとめ(人目)も気にせず入浴。

やまざと(山里)は 冬ぞ寂しさ まさりけるひとめ(人目)も草も かれぬと思へば
29番凡河内躬恒
こころ(心)あたりがある。
(原因は)おき(置き)時計だ。

こころ(心)あてに 折らばや折らむ 初霜のおき(置き)まどはせる 白菊の花
ありあけ(有明)の つれなく見えし 別れよりあかつき(暁)ばかり 憂きものはなし
31番坂上是則
あさぼらけ(朝ぼらけ)、あひる(アヒル)が
よしの(吉野)の空をこぐ。

あさぼらけ(朝ぼらけ) ありあけ(有明)の月と 見るまでによしの(吉野)の里に 降れる白雪
やまがは(山川)に 風のかけたる しがらみはなが(流)れもあへぬ 紅葉なりけり
ひさかたの 光のどけき 春の日にしづ心なく 花の散るらむ
たれ(誰)をかも 知る人にせむ 高砂のまつ(松)も昔の 友ならなくに
ひと(人)はいさ 心も知らず ふるさとははな(花)ぞ昔の 香ににほひける
なつ(夏)の夜は まだ宵ながら 明けぬるをくも(雲)のいづこに 月宿るらむ
しらつゆ(白露)に 風の吹きしく 秋の野はつらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
38番右近
わす(忘)らるるロボット、
ひと(人)の家をピンポン。

わす(忘)らるる 身をば思はず 誓ひてしひと(人)の命の 惜しくもあるかな
39番参議等
あさ(朝)、じかん(時間)が無い!
(夕食の)あま(余)りを食べる時間も無い!

あさぢふ(浅茅生)の 小野の篠原 しのぶれどあまりてなどか 人の恋しき
40番平兼盛
しのび(忍び)、
もの(物)や音まで消してしまう。

しのぶれど 色に出でにけり わが恋はもの(物)や思ふと 人の問ふまで
41番壬生忠見
こい(濃い)ココア、
ひと(人)しれず(知れず)おかわり。

こひ(恋)すてふ わが名はまだき 立ちにけりひと(人)しれず(知れず)こそ 思ひそめしか
ちぎ(契)りきな かたみに袖を しぼりつつすゑ(末)の松山 波越さじとは
43番藤原敦忠
あいす(アイス)の棒に、
むかしばなし(昔話)がぎっしり。

あひ見ての のちの心に くらぶればむかし(昔)は物を 思はざりけり
44番藤原朝忠
あう(会う)こ(子)は宇宙人、
ひと(人)をもてなす。

あふことの 絶えてしなくは なかなかにひと(人)をも身をも 恨みざらまし
45番謙徳公
あわれ(哀れ)な雪だるま、
みの(蓑)を着ても寒がる。

あはれとも いふべき人は 思ほえでみ(身)のいたづらに なりぬべきかな
ゆら(由良)のとを 渡る舟人 かぢを絶えゆくへも知らぬ 恋の道かな
47番恵慶法師
やえ(八重)桜、
ひと(人)こそ み(見)えないのは秋で枯れてるから。

やへ(八重)むぐら しげれる宿の さびしきにひと(人)こそ み(見)えね 秋は来にけり
48番源重之
かぜ(風)をパンチ!
くだ(砕)けて扇風機が飛ぶ。

かぜ(風)をいたみ 岩うつ波の おのれのみくだけて物を 思ふころかな
49番大中臣能宣
みか(ミカ)、きもの(着物)だよ、
ひる(昼)は。

みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃えひる(昼)は消えつつ 物をこそ思へ
50番藤原義孝
きみ(君)がため おくる(贈る)、
なが(長)く伸びるマフラー。

きみ(君)がため をしからざりし(惜しからざりし) 命さへなが(長)くもがなと 思ひけるかな
51番藤原実方朝臣
かくれんぼ、
さしもり(刺し盛り)にまぎれるタコ。

かくとだに えやは伊吹の さしも草さしも知らじな 燃ゆる思ひを
52番藤原道信朝臣
あけがた(明け方)の幽霊、
なお「うらめしや」と残業。

あけぬれば(明けぬれば) 暮るるものとは 知りながらなお(なほ)うらめしき(恨めしき) 朝ぼらけかな
なげきつつ(嘆きつつ) ひとり寝る夜の 明くる間はいかに久しき ものとかは知る
忘れじの 行末までは 難ければ今日を限りの 命ともがな
「今日は」と「今日を」は助詞が異なります。
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど名こそ流れて なほ聞こえけれ
「泣くな」は連想用。下の句は「名こそ流れて」です。
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に今ひとたびの あふこともがな
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に雲隠れにし 夜半の月かな
58番大弐三位
あり(アリ)までいた。
いでっ(痛っ)!かまれた。

ありまやま(有馬山) 猪名の笹原 風吹けばいでそよ人を 忘れやはする
やすらはで 寝なましものを 小夜ふけてかたぶくまでの 月を見しかな
60番小式部内侍
おおえど(大江戸)の時計、
まだおやつの三時にならない。

おおえやま(大江山) いく野の道の 遠ければまだふみも見ず 天の橋立
いにしえ(いにしへ)の 奈良の都の 八重桜きょうここのえ(今日九重)に にほひぬるかな
夜をこめて 鳥の空音は はかるともよに逢坂の 関はゆるさじ
「よに」はゴロの音。「四人」の通常の読みは「よにん」です。
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを人づてならで 言ふよしもがな
64番権中納言定頼
朝ぼらけ、うちゅうじん(宇宙人)が
あらわれる(現れる)。

朝ぼらけ うじ(宇治)の川霧 絶えだえにあらわれ(あらはれ)わたる 瀬々の網代木
うらみわび 干さぬ袖だに あるものを恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
66番大僧正行尊
もろ(諸手)を挙げて、
はなよめ(花嫁)バンザイ!

もろともに あはれと思へ 山桜はなより(花より)ほかに 知る人もなし
春の夜の 夢ばかりなる 手枕にかいなく(かひなく)立たむ 名こそ惜しけれ
心にも あらで憂き世に ながらへば恋しかるべき 夜半の月かな
あらし吹く 三室の山の もみぢ葉は龍田の川の 錦なりけり
「立った」は連想用。「龍田」は「たつた」と読みます。
さびしさに やどを立ちいでて ながむればいづこも同じ 秋の夕暮
夕されば 門田の稲葉 おとづれてあし(蘆)のまろ屋に 秋風ぞ吹く
72番祐子内親王家紀伊
おとしだま(お年玉)に、
かけじく(掛け軸)サイズのお札。

音に聞く 高師の浜の あだ波はかけじや袖の 濡れもこそすれ
73番権中納言匡房
たかい(高い)ジャンプで、
とやま(富山)まで飛ぶカエル。

たかさご(高砂)の 尾上の桜 咲きにけりとやま(外山)の霞 立たずもあらなむ
74番源俊頼朝臣
うかり(うっかり)、
はげしかれ(ハゲ)ちゃった!

うかりける(憂かりける) 人を初瀬の 山おろし激しかれとは 祈らぬものを
「うっかり」は連想用。原歌は「うかりける」です。
ちぎりおきし(契りおきし) させもが露を 命にてあわれ(あはれ)今年の 秋もいぬめり
76番法性寺入道前関白太政大臣
わた(綿)のはら(腹)、こわい!
くも(蜘蛛)いるぬいぐるみ。

わたのはら(わたの原) こぎ出でて見れば ひさかたのくもゐ(雲居)にまがふ 沖つ白波
せ(瀬)をはやみ 岩にせかるる 滝川のわれても末に あはむとぞ思ふ
あはぢ(淡路)島 かよふ千鳥の 鳴く声にいく(幾)夜寝覚めぬ 須磨の関守
あきかぜ(秋風)に たなびく雲の 絶え間よりもれ(漏れ)出づる月の 影のさやけさ
80番待賢門院堀河
ながか(長か)った髪、
みだれて(乱れて)たいへん。

ながか(長か)らむ 心も知らず 黒髪のみだれて(乱れて)今朝は 物をこそ思へ
ほととぎす 鳴きつる方を ながむればただ有明の 月ぞ残れる
おも(思)ひわび さても命は あるものをうき(憂き)にたへぬは 涙なりけり
83番皇太后宮大夫俊成
よのなかよ(世の中よ)、
やま(山)の奥でも鹿が鳴いてる!

よのなかよ(世の中よ) 道こそなけれ 思ひ入るやま(山)の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
ながら(長ら)へば またこのごろや しのばれむうし(憂し)と見し世ぞ 今は恋しき
よもすがら 物思ふころは 明けやらでねや(閨)のひまさへ つれなかりけり
86番西行法師
なげ(投げ)、け(蹴)るボールも、
かこ(囲)いがガード!

なげけ(嘆け)とて 月やは物を 思はするかこち顔なる わが涙かな
むらさめ(村雨)の 露もまだひぬ 真木の葉にきり(霧)立ちのぼる 秋の夕暮れ
88番皇嘉門院別当
なにわ(難波)へ飛ぶロボット、
み(身)をつくして(尽くして)や(矢)になる。

なにはえ(難波江)の 芦のかりねの ひとよゆゑみをつくしてや 恋ひわたるべき
たま(玉)の緒よ 絶えなば絶えね ながらへばしのぶることの よわりもぞする
みせ(見せ)ばやな 雄島のあまの 袖だにもぬれにぞぬれし 色はかはらず
91番後京極摂政前太政大臣
きり(キリギリス)の天ぷら、
ころも(衣)かたすぎ!

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろにころも(衣)かたしき ひとりかも寝む
92番二条院讃岐
わがそで(わが袖)の中に遊園地、
ひと(人)こそしらね(知らね)、ネズミは遊ぶ。

わがそで(わが袖)は 潮干に見えぬ 沖の石のひと(人)こそしらね かわく間もなし
93番鎌倉右大臣
よのなかは(世の中は)、
あまの(天の)川のように船で行き来。

よのなかは(世の中は) 常にもがもな 渚こぐあまの小舟の 綱手かなしも
みよしの(み吉野)の 山の秋風 さ夜更けてふるさと寒く 衣うつなり
95番前大僧正慈円
おお、けーき(ケーキ)が、
わがたつ(わが立つ)舞台になった!

おほけなく うき世の民に おほふかなわがたつ(わが立つ)杣に 墨染の袖
はな(花)さそふ 嵐の庭の 雪ならでふりゆくものは わが身なりけり
こぬ(来ぬ)人を まつほの浦の 夕なぎにやく(焼く)や藻塩の 身もこがれつつ
かぜ(風)そよぐ ならの小川の 夕暮れはみそぎぞ夏の しるしなりける
99番後鳥羽院
ひと(人)も幽霊も、
よ(夜)をおもえば(思えば)パジャマに変身!

ひと(人)も惜し 人も恨めし あぢきなくよ(世)をおもふ(思ふ)ゆゑに 物思ふ身は
100番順徳院
もも(桃)を配っても、
なおあまる(余る)桃タワー!

ももしきや 古き軒端の しのぶにもなほあまりある 昔なりけり
覚えた歌は、百人一首クイズで力試し! 出題範囲を選び、上の句から下の句、下の句から上の句の両方向で練習できます。答え合わせでは決まり字も確認できます。
百人一首クイズで練習する
歌の内容も知りたい方は、和歌ナビの百人一首一覧もご覧ください。
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